木造住宅の耐震性について!!
株式会社 ほっとほーむ
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耐震対策の種類…

耐震補強の具体的な費用やリフォーム方法についてご紹介する前に、まずは建物の地震対策の種類についてご紹介します。地震対策には大きく分けて耐震、制震、免震の3つの工法(種類)があります。

 

耐震

耐震とは、建物の強さで地震に耐える構造のこと。耐震壁などを設置することで建物自体の強度を向上させ、地震による倒壊や損傷を防ぐものです。地盤や立地を選ばない、工事が安価で簡単という点から、多くの住宅で採用されています。

建物と一体となって地震のエネルギーを受け止めるため、上階へいくほど揺れが大きくなる、揺れを繰り返すと建物にダメージが蓄積されるといった点は注意が必要です。

◆制震

制震とは、地震の揺れを吸収する構造のことです。錘やダンパーなどの制震装置を設置することで、地震による揺れを軽減し、建物へのダメージを減らします。上階ほど揺れが増す高層ビルなどの建物に特に有効です。

繰り返しの地震にも強く、耐震住宅にも導入しやすいというメリットがありますが、間取りに制限が生まれる可能性がある、耐震と比較するとコスト高であるというデメリットもあります。

◆免震

免震とは、地震の揺れを建物に伝えない構造のことです。基礎と建物の間に免震装置を設置し、地盤と建物を切り離すことで、建物に伝わる地震の揺れを大幅に軽減。大きな地震にも有効で、内装のダメージも軽減されます。

しかし、基礎と建物が離れているため、台風などの強風の際に建物が揺れる、設置、維持にコストがかかるなどのデメリットもあります。

TRCダンパーの特徴について…
TRCダンパーとは、最大で約50%水平平変位を低減する制震システム
「特殊粘弾性ゴム」をダンパーに入れ伸び縮みさせることで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収します。
①運動エネルギーを「瞬時」に吸収できる
・TRCダンパーは特殊粘弾性ゴムの、運動エネルギーを熱エネルギーに変換する性質を利用しています。特殊粘弾性ゴムは瞬時にエネルギー変換するため中小地震から、大地震まで高い性能を発揮します。
②幅広い環境に対応できる
・温度依存性が低いため、気候が多様な日本においても、
環境を問わず安定した効果を期待できます。
③100年間メンテナンスフリー
・特殊粘弾性ゴムは時間経過や温度による性能変化が少ないため、メンテナンスしなくても優れた効果を持続することができます。

耐震診断とは

耐震診断とは、既存の建物の構造的な強度を調べ、想定される大規模な地震に対する安全性つまり耐震性や、受ける被害の程度を判断することをいいます。

現在の最新の耐震基準は、1995年1月に起こった阪神・淡路大震災の教訓から、その年の12月25日に施行された「建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修促進法)」に基づいています。この新耐震基準を満たしていない建築物については、耐震診断を積極的に行い、耐震補強工事や改修が勧められています。

耐震リフォームの工事内容

●筋交いや金属固定具の追加

柱の間に新しい木材を入れ、金具によって固定することによって不足方向の横揺れに対する補強が行われます。

●柱の入れ替え

梁などをジャッキで持ち上げて縦柱を撤去し、新しい柱に交換します。建築の際に耐震基準が古かったことにより柱の本数が少ない場合には、壁を剥がして柱を追加するという流れです。

●内壁への耐力壁の設置

壁そのものが柱のように構造を支えることで、耐震性を向上させます。既存の壁を交換するだけで耐震性を向上させることができるため、耐力壁は多くの耐震補強工事で利用されている人気の建材です。

●屋根軽量化工事

屋根材の交換による軽量化および強化を行います。重量のある日本瓦を、軽量でずれにくい防災瓦に交換したり、軽量で頑丈な金属瓦に交換したりする方法が一般的です。屋根については軽量化によって柱や基礎にかかる負担を抑えることができますが、主な目的としては屋根材の落下による周辺被害の抑制をしたり、地震などの際に屋根材がずれて雨漏りの原因となるのを防いだりするために行われます。

●外壁の補強工事

内壁と同じく壁材を撤去して耐力壁や筋交いを入れる場合と、既存壁に追加する場合とがありますが、どちらでも十分な耐震性を確保することが可能です。外壁補強では内壁の補強と違い、建物を囲むように強化することができるため、効果的に補強できる方法とされています。後者の場合、シロアリなどの被害が確認しにくいので選択されるときは、注意されたほうが良いと思います。

耐震リフォームの中で優先順位の高いものは?

家の中で耐震補強をする箇所は数多くあり、すべてを一度にするとなると多額の費用がかかってしまい、経済的な負担が大きくなってしまいます。

そのため、費用対効果の高い工事をすることがおすすめです。

・瓦屋根を軽い素材のものに葺き替え

・腐敗した柱を新しいものに

・耐力壁を追加する

・金具で柱と土台を補強

・筋交いや構造用合板による壁の補強

・基礎、外壁、ひび割れの補修

これらの工事は耐震性を高めるにあたって費用対効果の高いものです。

金具の追加やひび割れは特に費用が安く、工期も短いため手軽にできる耐震補強です。いっぽうで、費用の安い工事だけを行っても、十分な耐震性を維持できないこともありますので、どの工事を行うか、よくご検討ください。

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